くも膜下出血とか心臓マッサージとか

くも膜下出血は、多くは脳動脈瘤という頭の血管のこぶがある人に起こるのだが、高血圧や喫煙も危険因子であり、血圧が上がりそうな状況であったことは想像できる。いきなり意識がなくなったり心肺停止状態になった場合、その場の緊急処置がどうあったとしても、その後はかなり厳しいことが多いと言われているのが、この病気の一般的な話だ。
心臓マッサージは、胸骨圧迫と呼ぶのが最近の流れだが、そばにいたのが一般の人であれば、意識の確認をして、気道確保をして、呼吸の確認をして、呼吸をしていなければ心臓マッサージをするのが手順になる。
その場にいなかった人間からのこういう推測は控えるべきだとも思うが、心臓マッサージをしたからとどめを刺したとか、過労死だと決めつけるとかいう話の流れは、現実にマッチしていない可能性が高いと考えるため、あえて書く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070101-00000030-sanspo-ent