2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

9時間半前まで飲酒

何時間までが安全なのかは、誰かがどこかに線を引かなければならないが、仕事の前に呼気検査をしているのならば実際への影響は少なかったのだろう。24時間呼び出されたり、問い合わせの電話がかかってくる立場で、お酒を飲むことが好きだが、滅多に飲まな…

レジオネラ検出

温泉とマンションは、私が北海道人だからか、どうしても馴染めない組み合わせだ。配管を適宜空にすることはずいぶん難しそうに思えるし、空にせずにレジオネラが繁殖可能な環境をなくすこともまた難しそうだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-0…

大きな病院だから安心

建物のサイズであったり、標榜している科の数だったり、大学だったり、患者さんやその家族に安心を与える要素というのは色々あって、それは医者が一番いいだろうと判断する根拠とは当然異なり、時に競合する。 http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000709…

脳しんとうという誤診

部活関係を引率する大人が、どう見ても大丈夫だろうという子供を連れて受診することは実はよくあるが、こういう話を見るとそういうのも仕方ないのかなと思う。報道が「脳しんとう後」となっているのが最も誤っていて、脳震盪だと思っていたけど実は急性硬膜…

同性愛者に賛否両論

同性愛であろうと異性愛であろうと、それを受け入れるというレベルにはなっていないとも表現できるし、そこに投影して日頃内面で思っていることを出してしまっていることも考えられる。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000480-reu-ent

滑走路に飛行機

気づいたから良かったが、普段は使わないというところでは止められなかった、という例。こういう分析をして、それを公表できるというのがすごいと思う。医療界では残念ながらありえなくって、ぶつからなかったから良かったねとか、滑走路に飛行機がいるのを…

散らした盲腸が実は胆石だった

俗に言う盲腸、急性虫垂炎は、散らすことは個人的にはお勧めしないけれども、スポーツ選手だったらどうなのだろうか。胆石があっても痛くないことがあり、胆石がなくても胆嚢炎になって痛むこともあり、胆石があったから痛みの原因だろうと決めていいものか…

終末期における延命措置について

心臓も呼吸も止まった状態で救急車で運ばれて、治療の結果心臓だけが動くことは珍しくなく、それは意識が戻ることはなく、人工呼吸器による助けは必要で、いずれ何かで死ぬことになるが、当分は生き続けるなんて状況だったりするが、突然起こる事態に対して…

あるあるでは許されない

これは勇気ある発言。あるあるでは許されないという言い方も一つあるだろうが、あるあるを信じる方もまたどうかと思う。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000927-san-ent

中傷したらしい

「妊娠したら健全な児が生まれ、脳出血を生じた母体も助かると思っているこの夫には妻を妊娠させる資格はない」などと、遺族を中傷する書き込みをした。辞書によると、中傷という言葉の意味には、「根拠のない」ということが含まれている。この夫がどう思っ…

血がドロドロ、サラサラ

この表現は嫌いだというか、医学的に意味がわからないのだが、そういう言葉を普及させてしまったテレビなどの責任も重いと思う。本来の意味とは違うのかもしれないが、ケガをした時に血が止まりにくい状態を指して「血液サラサラ」という表現をすると、患者…

うちじゃできません

生存率が高い方が評価が高いのであれば、生存率が低くなりそうな例については「うちじゃ診れません」と言えばいい。一方で、他でダメだと言われた人を治してしまう人を「名医」と呼んだりするという、このギャップ。技術を持った上で、その技術をいったい誰…

うんこ呼ばわり

そうまで言わないとわからないのかもしれないじゃないか。ですますを使えないサイキンノ若者が増えてきていることは正直感じる。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071006-00000128-mailo-l14

影響が4.5倍

私は自他共に認める嫌煙派だが、ニコチン量が4.5倍であることと、影響が4.5倍であることは違うよな、と思う記事。よく患者さんに言うのは、タバコは少しならいい、という研究は今まで見たことがない、のだが。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2007…

ジェネリックを推進

ジェネリック医薬品メーカーは、先発メーカーと違って副作用情報を持っていないことが問題となるが、先発メーカーの「うちの薬はこんなに効く」という方面の情報は、信頼性の低いものが混じっていることが多くてあまり使えない。正直、接待的なものよりも、…

心臓振盪

最近注目されてきている話題であるが、例えば10年前、20年前に存在しなかったとは思えないが、どうなのだろうか。これを救うには早期の除細動ということなので、AEDを公的機関が利益を出さずに安く作って欲しいと思う、救急に携わる立場からの一言。 …

酔っぱらい外来

やっぱり病院というのは、治して欲しいという患者がいて、それに応じて診察、検査、治療をする場なのであって、医者が診療拒否できないとする時によく引き合いに出される「応召義務」だって「診察治療の求があった場合には」だから、暴れるような人は全部断…

死ぬ死ぬ詐欺

募金があればその子を救える、などという状況が成り立ってしまっていることもまた、一つの原因であろう。例えば臓器移植について考えると、日本国内では一向に話が進まないという一方で、海外へ行けばできると言ってそこにお金を出す人がいるというのは、全…