勤務の厳しさから敬遠

勤務の厳しさもあろうが、訴訟もあると思う。http://www.ajhc.or.jp/goods/data.htmによると、訴訟事件の数は、内科が258件、外科が214件、産婦人科が137件となっているが、医師数も患者数も違うだろう。http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2593dir/n2593_03.htmには

診療科別では産婦人科で最も医療訴訟の率(訴訟件数比/診療科別医師数比)が高い
とあり、卒業してどの科も選ぶことのできる立場にいる医学生、研修医がわざわざ選ぶ魅力のある科にはなっていない。まして少子化で仕事は減りこそすれ増えないだろうと予想されている。
「自分のやりたい科である」というのが選ぶ主な動機ではあるが、職業選択として、今後何十年にわたってそれで食べていくわけだから、訴えられるリスクが高い、お客さんが減っていく、というのは選びづらい。感覚としては「おまけに」勤務も厳しく、夜中もいつ呼ばれるかわからない、という感じだ。しかし訴訟件数を見ると、内科・外科って、勤務が厳しい方から順に訴訟も多いのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000017-mai-soci