病気をした医者ほどいい医者に?

男性助産師問題というのがあって、反対意見の中に「男性はお産を経験できないから」云々というのがある。しかし男性も助産師になれる外国の例だと、その(ある)男性助産師は大人気で、それはサービスがいいからであり、自分が経験できないからこそ共感が深い、という話であった。経産婦の助産師が「それくらいの痛みガマンしなさい」などと冷たく言ってしまうのは、自分が経験しているからだろう。以上から推測するのは、共感の深さや良し悪しは個人に依存し、経験の有無が決定的な要因にはならないだろうということだ。それを言い始めると、ほとんどの癌治療にあたる医師は、末期癌を経験したことがないわけだし。
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