加賀の救急事情

昨夜寝ないで働いたから今日は休むよ、という真っ当なことを通したという意味で、労働者としては評価できる。正直、同じ医者としてはそういう理解のある病院で働きたい。
一方で、そうまでして働いて夜に診察していた患者さんは一体どうなったのか。そもそも夜にかかる必要はなかったのか、県境をまたげば十分間に合うのか、それともやはり間に合わないケースが出てきているのか、それは加賀の人の命が助けられなくなっていることになるのか。
隣の福井県には、救急を受け入れる体制があるというのもまた、特筆すべきことであろう。質が保証されていて、近くでアクセスできて、というのがどんなに難しいことか、という現実。
http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/01/post_497.html