後期研修医という位置づけ

制度として、医師になって2年目までを初期研修医と呼び、慣習的に3から5年目くらいを後期研修医と呼んでいる。自分を○○科だと名乗ることはできても、責任持った診療を最後まで一人でやるにはまだ力不足だというレベルだ。自動車免許にたとえると、仮免許ではなく初心者マークとか、初心者マークが取れたばかりとか、そういう次元。このレベルの医者が単独で診療することを、誰がどこまで受け入れるのかどうかという問題点がある。自分は医者になって4年目であり、この後期研修医という立場にあるが、自分の手に負えないと判断したとされる報道について、むしろ勇気ある行動だと感じている。じゃぁ、医者になって6年目になれば手に負えるのか、専門医を取得すれば手に負えるのか、どう考えればいいのだろうか。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081023dde041040086000c.html